オウムのおもちゃ選びと危険回避のガイド
ケージの中のおもちゃは単なる飾りではなく、鳥が退屈を防ぐための必需品です。野生のオウムは一日の大半を、探し回ったり、噛んだり、物を壊したりして過ごします。家庭に専用のおもちゃがない場合、壁紙や家具、あるいは自分の羽を壊してしまうこともあります。ルールは簡単です。最高のおもちゃとは「安全に破壊できるもの」です。
鳥たちが本当に好きなもの
オウムは木材や天然コルクが大好きです。噛む時に適度な手応えが必要なため、ライム、ヤナギ、シラカバの枝などは最適です。また、つるやヤシの葉で作られたおもちゃも素晴らしいです。軽量で、鳥たちはそれらを細かく千切りにするのを楽しみます。
「フォレジング・トイ(採餌おもちゃ)」も大人気です。食べ物が隠されたパズルのようなものです。種を普通紙で包んだり、小さな段ボール箱の中にナッツを隠したりするだけでも効果的です。おやつを手に入れるまでにエネルギーを消費するため、良い知育トレーニングになります。
晴れた日の水浴びタイム
外が暖かく晴天になると、オウムは活発になり、水浴びに最適なタイミングとなります。ケージの中や近くに、広くて浅いきれいな水の入ったボウルを置いてあげましょう。重要なのは深すぎないことです。鳥が安心して足を踏み入れられる深さにしてください。
暖かい日に水浴びを好むオウムが多いのは、羽が早く乾き、日光浴が全体の健康にとても良いからです。ボウルが隙間風の当たる場所にないことを確認してください。また、水はすぐに汚れるため、水浴びが終わったらすぐに取り除くか交換するのがベストです。
避けるべき危険なアイテム
ペットショップには、実は買うべきではない粗悪品も多く並んでいます。その筆頭が「鏡」です。鏡は精神的な問題を引き起こすことがあります。鳥は映った自分を別の鳥だと思い込み、求愛や保護をしようとして、最終的に攻撃的になったり鬱状態になったりすることがあります。
綿のロープも禁物です。鳥がそれを噛むと、繊維が消化管に蓄積され、深刻な閉塞(そのう停滞など)を引き起こす可能性があります。安価な鈴も同様です。中の小さな金属製の振り子(舌)を引き抜いて飲み込んでしまう恐れがあります。フックに関しては、ステンレス製のロック付きフックを使用してください。一般的なスプリングクリップは、鳥が舌を挟みやすいため非常に危険です。
おもちゃは何個あれば十分?
ケージにおもちゃを詰め込みすぎないでください。オウムには羽を広げたり、止まり木から止まり木へ飛び移ったりするための十分なスペースが必要です。通常、一度に設置するのは2〜3種類のおもちゃで十分です。
飽きさせないコツは、おもちゃをローテーションさせることです。いくつかのおもちゃを別室の箱に保管しておき、数日ごとに入れ替えましょう。一週間見ていなかった古いおもちゃでも、鳥にとっては新しいもののように感じられます。また衛生面も忘れないでください。木やつる製のおもちゃがひどく汚れた場合は、思い切って捨てましょう。多孔質の木材からバクテリアを完全に除去することはできないからです。



